南房総菜の花サイクリングやバイシクルライドin東京。北川えりさんたちチームエレファントのメンバーも一般道を走る機会がどんどん増えてきた。サイクリストとしての自覚も持ち始め、これからも充実した自転車生活を送りたいと思っている今日このごろ。それと同時に、自転車に関わるようになって道路交通への疑問や問題に初めて気づいた…。
2年ほど前にスポーツとして自転車を始めた私たちですが、いろいろなイベントやレースに参加するうちに、サイクリストとしての自覚も芽生えてきました。そして今後は、自転車生活を取り巻く環境に大きな変化が起こります。
みなさんも今年の6月19日までに施行される、道路交通法の改正をご存知ですよね。この改正、実は自転車に乗る人間のマナーの悪さと無関係ではありません。
この新しい道路交通法では、
自転車は「車道の通行が原則」であること、「歩道での歩行者優先の原則」などの
明示が徹底されることになります。このような法律ができる背景には、こんなことが考えられます。
今までは自転車が“交通弱者”の立場に置かれていました。しかし、自転車文化が発展してきて、スポーツとして自転車を楽しむ人たちも急激に増えてきています。それゆえに、当然ながらその弊害も起こります。とりわけ、無秩序に走行している暴走自転車の存在もクローズアップされるなど、交通社会全体で考えても自転車の立場は変わってきています。
以前のように、誰にでも気軽に利用できる移動手段としての自転車だけではないのです。事実、自動車業界のほうでは、飲酒運転の徹底的な取り締まりが巧を奏したのか、車による交通事故は年々減少しています。
しかし、自転車事故の方は急激な増加になっているという統計データがあります。これは、サイクリストにとって自転車は、すでに交通弱者ではなく、時には歩行者に対して危害を与えてしまうもの。それだけ、リスクが高くなっているということ。その自覚を持ち、自転車に乗らなければいけない。というようなことを示しています。
しかし、この法律の影響で、歩道から車道に追いやられる自転車が、自動車にすんなり仲間入りさせてもらえるとも思えません。ドライバーにとっては、これから増えるであろう、「車道を走る自転車」の存在を歓迎することはないでしょう。
何だかサイクリストとしては、歩道と車道のどちらからも邪魔者扱いをされているようで寂しい話なのです。しかし、車道を走ることを余儀なくされる中、今度は自分たちの命を自分たちで守る覚悟が問われます。
そもそも自動車運転免許を持っている人なら誰でもご存知なはずですが、自転車は軽車両とも呼ばれ、『車』の分類になります。ですから車道を走るのが基本でしょうが、世界の国々と比べても、日本の現状は特別な部分があります。
ママチャリ文化の発展が著しかったことも起因してか、歩道を自転車が走るという状況は暗黙の了解でした。しかし、歩行者からすると自転車が走るということは、大変な危険もつきものだったのです。
それでも、余裕のあった時代だったのか、歩道の自転車はそれほど問題になるような邪魔者でもなかったのです。しかし、これから自転車が車道を走るとなると、現状はかなり危険な部分があります。
自転車は不安定な乗り物で、石ころひとつで転倒する可能性もあるのです。ですから、車と同じ車道を走るには大きなリスクが伴うわけです。自転車スレスレに自動車が猛スピードで走り抜けたり、駐車車両が多かったり、怖い思いをすることが多々あります。交通弱者の域は抜け出られません。だからといって法律改正を契機に、年配の方や主婦が自動車運転に切り替えるのは簡単ではありません。
自転車乗りの立場から、自動車のドライバーと道路を共有することに理解を促す活動が必要になります。法律改正をきっかけとして、自転車の存在をアピールすることが大切になるのです。


片山右京さんとともに
自転車の交通ルールを
見直すイベントに
参加しました。
できることとしては、自転車のマナー講習会や、自転車イベントへの積極的な参加。身に付けた手信号やマナーの実行など…。一人ひとりがそれらのことを意識していくことで、交通社会に対して意思表示をすることが自分たちの命を守ることにも繋がるのです。
そんなことを思っていた矢先に、こんな活動にめぐり合いました。神奈川相模原市で行われた
『自転車再発見フォーラム』。
このイベントでは、新しくできた自転車専用道路を体験走行し、その後のトークセッションでは、相模原市長らも交えて、楽しく走れる自転車環境を目指した意見交換をしてきました。

片山右京さんとこれからの自転車文化の
創造をテーマに講演しました。
その中で
『グッド・チャリズム宣言』
という活動を知りました。この活動は、自転車活用推進研究会や、我らが監督の片山右京氏も賛同し、呼びかけているものです。私たちチームエレファントもチームのサイクリスト名刺を作って、グッチャリファミリーの一員として活動しています。
その名刺の裏側にはこんなことが書いてあります。

グッドチャリズム宣言
『グッチャリ宣言』
自転車、それは車輪で走る立派な「クルマ」である。
その自覚を忘れることなく、わたしたちはサイクルールにのっとり、
正々堂々、自転車のある生活を楽しむことを誓います。
『サイクルルール6箇条』
- ■一つ、キープ レフト、キープ ストレート
斜め横断、ジグザグ走行、もってのほか。
サイクリストとしてのプライドにかけ、左主義を貫く。 - ■一つ、ウォーカーファースト
いつでも、どこでも、歩行者優先の気前よさ。 - ■一つ、鳴らすより、ゆずれ
所変われば自分が歩行者。ベルで退かすは、言語同断。 - ■一つ、スマート ピット イン
正しい場所にすっきりと。駐輪スタイルにこそ人生が現れる。 - ■一つ、I'm All ライト
暗くなったら誰よりも早い点灯で、
自らを守る。 - ■一つ、心に、ライセンスを
グッド・チャリズム宣言者として
ふさわしい乗り方か、いつも問いかける。


グッチャリ宣言の
プロジェクトメンバーと
江ノ島までのサイクリング。
この宣言のもと、ママチャリに乗るお母さんも、スポーツ自転車に乗るお兄さんも、すべての自転車乗りの気持ちがひとつになることを願います。改正された道路交通法の対策としてはもってこいの分かりやすい宣言ですよね。

チームエレファントのメンバーも
快適な自転車ライフが
送れる活動を応援していきます。
私個人的には、もちろん自転車専用道路が各地にできたら便利ですが、それには時間やお金がかかるので、段階としてはまず、自転車通行帯や、自転車通行標示を車道の端や、歩道の端に増やしてほしいと思います。その後、徐々に自転車専用道を作り、歩行者・自転車・車の住み分け、または共存ができたらよいのではないかと思います。



ブリヂストンのイーメーターズ
買っちゃいました〜。
サイクルコンピューターの走行データをパソコン内に取り込んで、インターネットで情報交換ができるイーメーターズを入手しました。チームエレファントのメンバーもみんなそろえたので、これを取り付けてTOKYOセンチュリーライドに参加します。 室内トレーニングマシンや自転車収納ツールなど、まだまざそろえたいものがいっぱい。おすすめがありましたらぜひ教えてください。

4月29日 19:00〜24:00 NHK BS-hi 〜シルクロード絶景50選〜
※シルクロードゆかりの著名人によるスタジオトーク、インタビュー紹介。
北川えりはビデオインタビューにて出演。
5月4・5日 高畠ワイナリースプリングフェスタ2008
※山形県の高畠にて、エレチーことチームエレファントゆっくりんぐに参加予定です!
5月10日 TOKYOセンチュリーライド2008 in 荒川
※出場予定です! 気軽に声をかけてくださいね。
http://www.100mile.jp/
4月〜6月 YAMAHA発動機のCM 放映中!
<関連URL>
グッド・チャリズム宣言:http://www.cyclists.jp/card/index.html
自転車活用推進研究会:http://www.cyclists.jp/
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