2007.11.16
vol.5 声援を頼りに次のシーズンへ!
今までで一番苦しいシーズン
10月27日のジャパンカップで07シーズンのレースが終了しました。世界選手権からジャパンカップまでの約1カ月は本当に長く感じたのと、色々な思いを1つにしてトレーニングだけに打ち込めました。
今シーズンは、自転車選手として過ごしてきた今までの中で、一番と言い切れるくらい苦しいシーズンでした。
開幕戦となるオーストラリアでのステージレース中に落車。亜脱臼をして2カ月もその痛みが抜けませんでした。レースを休み、リハビリをしながらの練習。
ようやく回復し、レース再開後すぐのレースで、石畳での先頭の逃げ集団に乗っている最中に自転車が壊れてリタイア。代車に乗りながら新車がくるのを待って、ようやくきたと思ったらサイズが違うものがきて…。それに無理やり合わせ、フランスの10日間のステージレースに参加していると、急に腰が痛み、最後には足がしびれ、何も感じなくなってしまった。歩行するのもまともにできないありさまだったので、傷みが出ないようにしか走れなかった。
全日本選手権をなんとか10連覇しましたが、自転車に乗りたいのに乗れない苦しさを味わいました。
7月のジロ・デ・イタリアでは、スプリントの大落車に巻き込まれました。自転車が2つに折れ、私自身も脳震盪を起こし、ドクターストップによりレースを退きました。
その怪我の巧妙?で今までの腰の痛み、しびれが嘘のように全て取れ、そこからは少しずつオリンピックへのポイントを加算していき、ツール・ド・フランスのころには久しぶりに自分の走りになってきました。
そして、アジア選手権が開催するタイにイタリアから行き、それが終わってまたイタリアに戻り、世界選手権は何も言えない結果で日本に帰ってきました。
いろいろ言うより結果で表したい
日本で1人になって、何が足りないか? どうしたらいいのか? と、あれこれ考えようとしました。そしてまずは、ひとつのことをやりきろうとすぐに自転車に乗りました。
一番やりたくない動きをとにかく徹底してやりました。
今シーズン最後のレースとなったジャパンカップのスタート地点に着いたときは、まだ始まっていないのになぜかうれしかったです。今まで、忘れていたことを思い出し、すっきりして私のシーズンが終わりました。
今シーズンも本当にご声援ありがとうございます!!今年は特にたくさんの方々がお声をかけてくれたり、応援メールを送ってくれたりして励まされました。(なるべく返信しております)
まだまだ足りないことや、絶対にやらないといけないこと、いろいろ言ったリ書くより、走りや結果で表したいと思います。今はそのための準備に取りかかったところです。
これからも大きな声援をよろしくお願いします!!
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10年連続の日本チャンピオンも苦しいシーズンを過ごした。その中でも08年北京オリンピックの国別出場枠をほぼ手中に。
最低限の結果は残していたのだ。「北京はファイナル・デスティネーション」と言い切る沖。
最後の目標に向けてスタートを切った…。
(編集部)

