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週末自転車散歩 vol.7
フォールディングバイクで初めてのレール&ライド 春の下田をグルッと散策
定塚斉子(じょうづかせいこ)・西方紀博(にしかたのりひろ)

定塚斉子(じょうづかせいこ)・西方紀博(にしかたのりひろ)

自転車と電車の旅を同時に楽しむ

自転車を折り畳んで袋に入れ、電車などの公共交通機関に持ち込み旅するスタイルのことを『輪行』という。言葉の印象が硬いためか、ちょっとばかり敷居が高そうに感じるかもしれない。でも、この技の難易度は自転車次第。わずか数十秒でコンパクトに折り畳めるフォールディングバイクがあれば、驚くほど気軽に楽しめるのだ。サイスタガールの定塚斉子(せーちゃん)と、サイスタ編集部の西方紀博(ニシ)が、輪行デビューを果たした。

PROFILE

定塚斉子

定塚斉子(じょうづかせいこ)
SEIKO JYOZUKA

初めての輪行を楽しんだサイスタガールの定塚斉子ちゃん。美味しいもの(とくにアイスクリーム)が大好き。サイスタカフェにて、日記を公開中!

西方紀博

西方紀博(にしかたのりひろ)
NORIHIRO NISHIKATA

他の編集部員を征して、せーちゃんとツーリング。しかも、海鮮料理付きという文字通り美味しい取材をゲットしたサイスタ編集部きってのラッキーボーイ。

WITH

DAHON Mu P8 ダホン ミュー P8

DAHON Mu P8 ダホン ミュー P8
タイヤ:20×1.5インチ
重量:11.3kg
収納サイズ:35×64×77cm

DAHON SPEED P8 ダホン スピード P8

DAHON SPEED P8 ダホン スピード P8
タイヤ:20×2インチ
重量:12.6kg
収納サイズ:33×64×81cm

詳しくは4ページ目で

電車を降りたら、すぐにマイバイクでGO!

行ってきまーす!

8時丁度、東京発の踊り子103号に乗って南を目指す。
乗ってしまえば、乗り換えなしで下田へアクセスできる。

東京駅8時発。ふたりは、特急踊り子103号に乗り込んだ。2台のフォールディングバイクは、それぞれお洒落な専用バッグに収納されている。だから持ち運びも楽々。畳んだ自転車は、最後列の座席の後ろにあるスペースにすっきりとおさまった。駅弁を食べ、海辺の景色やたわいないトークを楽しむこと2時間34分。南国の町=静岡県下田市の玄関・伊豆急下田駅へと降り立った。

「わー、ついたー。あっ、温泉!」。駅前にある温泉を発見すると、せーちゃんが楽しそうに小走りした。せーちゃんが豪快に湧き出す温泉に手をあて遊んでいる間に、ニシは1台のフォールディングバイクの組み立てを終えていた。「えー、もうできちゃったんですか? 早いですね」と、せーちゃん。2台めはふたりで組み立てた。駅に到着してから数分で準備は完了。観光協会で周辺のマップをいただき、ふたりは気ままな自転車散策をスタートした。

伊豆急下田駅前のロータリーに湧き出る温泉。
ちょっと熱いけど、手を洗うだけで気持ちいい。

伊豆急下田駅前のロータリーに湧き出る温泉。
ちょっと熱いけど、手を洗うだけで気持ちいい。

駅前でフォールディングバイク
を組み立てるふたり。ダホンは、
マニュアルをみなくても、
簡単に折り畳みと組み立てができる。

駅前でフォールディングバイク
を組み立てるふたり。ダホンは、
マニュアルをみなくても、
簡単に折り畳みと組み立てができる。

開国の街の美しき建物を巡る

下田には、なまこ壁を使った伝統的な建造物が数多く残る。
表情の違う建物を次々に巡ってみた。

下田には、なまこ壁を使った伝統的な建造物が数多く残る。
表情の違う建物を次々に巡ってみた。

下田は、1854年にアメリカ師提督ペリーが率いる黒船艦隊が来航した港町。1856年には、アメリカ領事館がおかれたこともあり、早くから西洋文化が持ち込まれた。街中には、伊豆地方に多く見られる『なまこ壁』という独特の雰囲気を持つ建造物がいくつも残されている。壁面のつなぎ目を漆喰で盛り上げた建築方法で、潮風や火災から建物を守る効果があるそうだ。ふたりは、タダで入手したマップを頼りに、小さな史跡を次々にめぐり、情緒豊かな港町の空気を楽しんだ。

「あー、昔の看板だ!」、せーちゃんがゆっくりとブレーキをかけて停った。その路地には、古い物を集めたプチミュージアムのような蔵があった。聞けば明治20年に創業した酒屋の倉庫で、ホーロー製の看板や昔のレジや台帳など、代々残されたレトロな道具を展示している。親切な奥さんが、古い道具の話をたっぷりとしてくださった。「ちょっとしたタイムトリップ気分だね」とニシも満足そう。近くにある、なまこ壁が美しい旅館や、その昔、ペリーが散歩したという情緒あるペリーロードを走り、海辺の道を目指した。

酒屋さんの倉庫を改装し、
古い道具を展示している土藤商店。
古き良き明治、大正、昭和の
デザインに触れられる。

酒屋さんの倉庫を改装し、
古い道具を展示している土藤商店。
古き良き明治、大正、昭和の
デザインに触れられる。

通りがかりに偶然みつけたひもの屋さん。
山田ひもの店は、下田港に揚がった魚だけを
天日で干してひものにしているそうだ。

通りがかりに偶然みつけたひもの屋さん。
山田ひもの店は、下田港に揚がった魚だけを
天日で干してひものにしているそうだ。