東京駅8時発。ふたりは、特急踊り子103号に乗り込んだ。2台のフォールディングバイクは、それぞれお洒落な専用バッグに収納されている。だから持ち運びも楽々。畳んだ自転車は、最後列の座席の後ろにあるスペースにすっきりとおさまった。駅弁を食べ、海辺の景色やたわいないトークを楽しむこと2時間34分。南国の町=静岡県下田市の玄関・伊豆急下田駅へと降り立った。
「わー、ついたー。あっ、温泉!」。駅前にある温泉を発見すると、せーちゃんが楽しそうに小走りした。せーちゃんが豪快に湧き出す温泉に手をあて遊んでいる間に、ニシは1台のフォールディングバイクの組み立てを終えていた。「えー、もうできちゃったんですか? 早いですね」と、せーちゃん。2台めはふたりで組み立てた。駅に到着してから数分で準備は完了。観光協会で周辺のマップをいただき、ふたりは気ままな自転車散策をスタートした。


















