週末自転車散歩 vol.1 レンタルバイクで下町散策リアル東京み〜っけた!


身近な街も自転車で走れば発見いっぱい
次の週末はどこ行く?なんて迷っている方。自分が暮らす街を自転車に乗って走ってみてはいかがだろう。知っているつもりのわが町も、自転車に乗り、はじめての道や路地を走ってみると、意外な発見があったりする。見知らぬ店や史跡をみつけたら、そっとブレーキをかけて覗いてみよう。必要なのは自転車と好奇心だけ。もし自転車を持っていなければ、レンタルを使う手もある。思いたったら即、行動。その気持ちだけが大切だ。今回からスタートするこの連載企画。散歩気分で楽しめる街やリゾートを走り、おすすめコースと周辺情報をたっぷり紹介します。第1回は、サイスタガールの定塚斉子(じょうづかせいこ)ちゃんが、東京の下町、谷中・根津・千駄木の通称・谷根千と呼ばれるエリアをトーキョーバイクのレンタル自転車を利用して走った。そうそう、ナビゲーターは私、ゆるチャリライターの山本修二が担当。では、行ってみよう!
PROFILE
定塚斉子(じょうづかせいこ) SEIKO ZYOZUKA
パティシエの経験を持ち、和菓子とアイスが大好きという甘党のサイスタガール。「おもしろいネタの宝庫ですね」と初めての谷根千でたくさんの発見をし、ブログ用にケータイで写真をバシバシ。疲れる様子もなく元気に走った。
サイクルスタイルカフェのコミュニティにも参加しています。
山本修二(やまもとしゅうじ) SHUJI YAMAMOTO
本職はフリーライター。裏メニューで写真も撮る。今回はカメラマンを兼ねたため本人の出演はなし。元BMXレーサーで、MTBでは海外レース経験もあり。現在は、雑誌やWEBでゆるめの自転車生活を提案している。
思いのままに路地を通り抜けて
東京メトロ千代田線、根津駅から言問通りをちょこっと歩いて3分ぐらい。マンションの1階にトーキョーバイクのショールームはある。シンプルで乗り心地のいいスポーツ自転車を買いやすい価格で販売する人気のブランドなんだけど、じつはここ、土、日、祝日限定で自転車のレンタルをしている。歩くにはちょっと広い谷中周辺の散策には自転車が便利。斉子ちゃんは4月25日に発売されたばかりの新型『ビズ』を借りて元気に出発した。
ショールームがある言問通りから一歩裏に入ると、細い路地だらけ。古いアパートや寺の間を縫うように走る。道が細いからクルマも少なめ。道の真ん中ではネコが昼寝をしてたりする。のどかだ。そして静か。路地とはいえ、そこは谷根千、おもしろそうな小さな商店が何軒もある。「創業明治28年」と書かれた立派な木の看板。京都の町家のようなたたずまいが美しい商店に入ってみた。そこは染物屋さんだった。色鮮やかに染められた日本手ぬぐいの数々。金魚や波など、もう夏を思わせるものもある。ゆっくりながめて、4代目というおじさんと話をして買い物。偶然の出会いや発見がおもしろい。「かわいい手ぬぐい買っちゃいました〜」と斉子ちゃんもニコニコ。

まるでヘビのようにクネクネと蛇行するヘビ道を通り、日暮里方面へ走ると商店街がある。谷中銀座は、活気にあふれていた。人通りも多いので、自転車から降りて押して歩く。すると、いい香りが…。道に漂う揚げ物の香り。臭いをたどるとお肉屋さんだった。みんなで谷中名物らしきメンチカツを買って立ち食い。サクサクで美味かった。なんでだろう?子供の頃に駄菓子屋さんで買い物をしたときのようにワクワク楽しいのだ。
「夕やけだんだん」と名づけられた階段には、ネコちゃんが、ごろりんこ。まるで下町情緒を演出する役者のような存在感。この階段の上から、昔は富士山が望めたらしい。桜の名所としても知られる谷中霊園を通り抜け、路地をグルグル。たくさんのお寺があるのには驚かされる。それもそれぞれの建造物が個性的。大きく立派な本殿もあれば、
小さくても趣のあるところもある。
普段はお寺に興味がなくても、
これだけ種類があると、一軒
一軒入って覗いてみたくなる。



