9月26から28日までアメリカのラスベガスで開催された「インターバイク インターナショナル バイシクル エキスポ2007」。
各社が08モデルを発表し、来年のトレンドを知る上で非常に重要となるサイクルショーだ。
全部見るのに朝9時から夕方6時まで歩き回って二日はかかろうかという世界有数のサイクルショーの模様を詳細にレポート。
ここでサイクルモードに向けて予習しておこう!
どうですか?そろそろ物欲の神様が降臨してきたんじゃないですか?さて、no.4ではニューモデルを発表したタイム、ドイツのストーク、ビアンキに注目のドゥカティ、アメリカで根強い人気を誇るライトスピード・マーリン・セブンなどのチタン勢、カナダのアルゴン18、そしてより一層クールになったチネリなどを紹介。念のため通帳の残高をチェックしておきましょうか。
KUOTA KUEEN-K
クオータのタイムトライアル/トライアスロンバイク。フロントブレーキはフォーク裏に、リアブレーキはBB後に配置され空気抵抗の削減を狙っている。このZIPPのホイールはフレームカラーに合わせたスペシャルメイドか。
TIME RXR
ストレスのかかりかたによって形状や質を変えた3種類のHMカーボンからなるマルチ・モノコック・テクノロジーを採用した最強のTTマシン。フォークも専用品となる。基本的にはサイズオーダーで製作される。
TIME VXRS ULTEAM
世界チャンピオンを2人も生み出した高性能フレーム。カーボンパイプをカーボンラグで繋ぐ構造で、タイム独自のベクトラン繊維が驚異的な振動吸収性を生み出している。フレームパイプと一体のシートピラーも軽量化と共に優れた剛性バランスを実現。
TIME SPEEDER
TIMEのニューモデルは、エントリーグレードのカーボンフレームであるスピーダー。今までのTIMEとは違い、SCOTT CR-1のような織目の粗い繊維が表面に使われていた。パイプもかなり太い。シマノ・105とフルクラム・レーシング7が装備される。
RITCHEY Ti/CARBON BREAK-AWAY
リッチーのBREAK-AWAY(分割式フレーム)にチタン/カーボンバックフレームが登場。トップチューブとシートチューブの境目と、ダウンチューブとBBの繋ぎ目に分割機構が設けられている。
RITCHEY Ti/CARBON BREAK-AWAY
シートステーとチェーンステーのダブルカーボンバックとなっているTi/CARBON BREAK-AWAY。チタンのしなやかさと相まって非常に乗り心地が良さそうだ。
STORCK Scenario C0.9
ドイツのブランド、ストークの放つ軽量カーボンロードバイクがシナリオC0.9。ハンドル・ステム・ピラーにはSyntace、サドルはAXライトネス、クランクはストークの超軽量モデル・Power armsとマニアックな構成だ。ホイールはZIPPの「Special Edition for Storck」。
STORCK AeroTT
凄まじいボリュームで見るものを圧倒するストークのカーボンモノコックTTフレーム。風洞実験を繰り返し、ライダーの脚の動きによって起こる空気の流れをも考慮に入れて設計され、突出したエアロダイナミック性能を誇るという。ZIPPのカーボンクランクがマニアックだ。
Bianchi 928 Carbon SL
ビアンキロードモデルのフラッグシップがこの928カーボンSL。昨年からの継続モデルだが、ホイールがカンパニョーロ・ボーラからZIPP・404に変更された模様。フォークはナノテクノロジーを用いて製作される。
Bianchi 928 carbon T-CUBE
ビアンキの08ニューモデルがこの928 carbon T-CUBEだ。「tube to tube」テクノロジーを使用したカーボンバイク。写真のデュラエース仕様の他、アルテグラSL、カンパのレコード、コーラス、ヴェローチェでの完成車が用意される。
DUCATI CORSE Biciclette-Road
ビアンキとドゥカティのコラボレーションシリーズ。928 carbon T-CUBEのフレームに酷似するが、トップチューブ(ヘッド側)の形状が少し違うようだ。専用設計のフレームか?よく見るとフォークもストレートになっている。ギラギラのバーテープがラテンだ。
DUCATI CORSE Biciclette-Road
「DUCATI」のブランドロゴの中はカーボン地が見える。イタリア好きにはたまらないバイクだ。カンパニョーロのレコード、コーラス、ケンタウルで組まれた3台が展示されていた。
Bianchi 928 Carbon SL Special
928カーボンSLをベースとした超軽量バイクが展示されていた。AXライトネスのピラー&サドル、LEWのホイール、TIME(ライバル会社じゃないのか?)のクランク、カーボンチェーンリングなどを装備。なのにコンポはスラムのレッドではなくフォース。左端にチラリと写るビアンキ・ガールにも注目したい。
LITESPEED icon
ラインナップを一新したライトスピードから、ノーマル形状のパイプを使ったスローピングバイク、iconが登場。素材は3/2.5チタン。フォークには、フレームカラーに合わせた色にペイントされたイーストンものもが採用されている。
LITESPEED archon
トップチューブに最高品質の6/4チタンを、その他のチューブには3/2.5チタンを使用したライトスピードのトップモデル。各チューブは複雑に異形加工されている。塗装もされており、「LITESPEED」のフォントも変更されて新鮮な印象。
LITESPEED archon
アルコンのカラーラインナップ。今までのライトスピードには見られなかったようなカラーリングになっている。透明感のあるブルー、爽やかなホワイト、シックなレッドなど、魅力的なカラーが揃う。
MERLIN Extralight
こちらもチタンを得意とするマーリンのエクストラライト。ダブルバテッドの3/2.5チタンチューブを使用しており、超軽量に仕上がっている。パイプ形状は比較的スタンダードで、しなやかな走りが楽しめるだろう。
MERLIN WORKS CR
変形加工されたライトスピード・アルコンとは対照的に、ノーマルサイズの丸パイプを使用し、シンプルな印象のマーリンWORKS CR。コンパクトなスローピングバイクとなっており、羽のように軽い走りが期待できる。
SEVEN V・U
ライトスピード、マーリンと共にチタンバイクの牙城を築くセブンサイクルズ。しかしこのV・Uはカーボンロードフレームだ。カーボンの造形自由度を活かし、トップ&ダウンチューブがヘッドチューブを巻き込むような形状が目を引く。
SEVEN ID8
ID8はセブン初のチタン+カーボンハイブリッドバイク「Odonata」の後継車。シートチューブとシートステーがカーボンとなり、どんなシチュエーションでも快適な走りを約束してくれる。これはカーボン部分にカスタムペイントを施したモデル。なんとお洒落なフレームだろう。
ARGON18 E-112
3度のカナダナショナルチャンピオンに輝いたジェルベ・リウが立ち上げたカナディアンブランド、アルゴン18。E-112は極太カーボンチューブを採用したTTフレーム。機能的で複雑な形状から、高い技術力を持っていることが伺える。
ARGON18 platinum
5600HMカーボンを使用しモノコックフレーム。高剛性でレース向きのバイクだ。フレーム=ホワイト/フォーク=赤と、フレーム=赤/フォーク=ホワイトの2種類のカラーがラインナップ。どちらもなかなかかっこいい。
LAPIERRE X-LITE TOUR DE FRANCE REPLICA
フレンチブランド、ラピエールのフラッグシップモデル。これはプロツアーチーム「フランセーズデジュ」に供給されているバイクのレプリカモデル。爽やかな外見だが、圧倒的な加速力を持ち、高い性能を誇るレーシングバイクだ。
Cinelli best of
独自の路線を貫くチネリの新たなフラッグシップモデルがこの「best of」。ネーミングも近代チネリらしいセンス。コロンバスのXLR8Rplusカーボンチューブを採用したカーボンフレームで、インテグラルシートピラーを採用している。まるでスーパーコルサのようなカラーパターンだ。

