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CycleStyle Snaps 「自転車のある人生が大好き!」な人々の愛車&ライフスタイルを紹介

2007.07.17

自転車と共に人生を楽しむ!
山岳を翔けるロードバイク遊びの達人 Snap4:杉山英典さん/ショップオーナー

世の中には色んな自転車があるように、その自転車を楽しむ人々や方法も実に様々だ。自転車と共に、それぞれのスタイルで人生を楽しむサイクリストを毎月1人づつピックアップし、そのライフスタイルとバイクを紹介する「CycleStyle Snap」 今回は自転車好きが高じてショップのオーナーになってしまった杉山さん(28)。とにかく自転車で楽しく遊ぶことが大好きな杉山さんの自転車に対する想いや、ヒルクライムの魅力を聞いてみた。

「僕の仕事を通じて自転車という乗り物の認識を広げ、
世の中に自転車の"魅力"と"本質"を浸透させていきたい」

たとえプロでなくとも、ロードバイクに乗り込んでいる人には特有の雰囲気が宿るものだ。無駄のない動き、綺麗なフォーム、滑らかなペダリング。走行中のハンドサインやボトルからドリンクを飲む仕草にも表れる。今回登場してもらった杉山さんも、そんな雰囲気の持ち主だ。

「自分の好きな時間に、好きな場所で、自由なスタンスで楽しめるのが自転車という乗り物。自分はレースをやっているので、玄関を出た瞬間からスポーツとなり、自分の体力・精神力の限界に挑戦できるところにロードバイクの魅力を感じます。」

自転車にはツーリングの手段として乗り始めた杉山さん。しかしどっぷりとハマってしまい、メッセンジャー会社に入社。営業や配送を経験したのち、ロードバイクショップ「コグス」を立ち上げ、ショップのオーナーとなる。

「ホビーレーサーの強い味方になれれば良いなと。オンラインという強みを生かして、実店舗ではあまり見かけない軽量パーツなどを多くラインナップしています。しかし利益だけを追求したり、お客さんの上に立つ商売ではなく、上質なパーツなどをサイクリストのみなさんと共有し、楽しみたいと思っています。
お客さんと一緒に自転車の世界を追求していきたいですね。」

コグスはスポーツ志向のショップだが、ビギナーやツーキニストにターゲットを絞った姉妹店もいつか出店したいと考えている。

「そのときはオンラインではなく、オフィス街に自転車の保管やメンテナンスサービスなどもするツーキニスト推奨ショップを開きたい。
この日本ではクルマやオートバイに比べて、自転車はまだまだ格下に見られがちですよね。僕の業務を通じて、自転車という乗り物の認識を広げ、世の中に自転車の"魅力"と"本質"を浸透させていきたいんです。」

「ヒルクライムとは、勝負として
最も原始的な性質を持った行為です」

そんな彼の得意分野は、ヒルクライム。
自転車で山に挑むことに喜びを見出す種の人間だ。
そんな杉山さんに、ヒルクライムの魅力を聞いてみた。

「みなさんがよく言われるように、登り終えたあとの達成感も確かにありますが、登っているときの身体的・精神的な負荷に触れ、耐えることによって日常生活では感じることのできない、何物にも代え難い感覚が得られるんです。」

「さらにヒルクライムにはごまかしが効かない厳しさがある。
ロードレースは集団の中にいれば楽でしょ。
ヒルクライムにはそれがない。相手が自分より速ければ、負ける。
この本能と直結しているような、原始的な性質が魅力です。」

自分自身に挑戦するのが好きだという杉山さんの眼光には、
やはりそのような人間に特有の鋭さが感じられる。

筆者が思うに、"ホンキの遊び"には、"闘い"という要素が含まれるべきだろう。
ライバルとの闘い、自分との闘い、自然との闘い、そして重力との闘い。
そういった"遊び"に没頭し、真剣に命を躍動させる杉山さんのような人間にこそ、魅力的な精神と、煌く主体性が宿るのだ。

杉山英典

杉山英典

杉山英典/埼玉県出身。
ロードバイクショップ「コグス」店長。延べ5年ほどのメッセンジャー会社勤務の後、ロードバイクのパーツをメインに取り扱うショップ「コグス」を立ち上げる。週末は奥多摩や秩父でのヒルクライムを欠かさない。ヒルクライムに限らず色々なジャンルのレースに多数出場する。現在は乗鞍に向けて調整中だとか。ツーリングも大好きで「自転車の旅はチャレンジ半分、娯楽半分」

<ショップ紹介>
杉山さんが店長を勤めるロードバイクショップ「コグス」。オンラインの通信販売をメインに消耗品から軽量パーツまで幅広く取り扱う。杉山さんのパーツインプレッションなどのコンテンツも読み応えアリだ。
http://www.cogs.jp/

レーサージャージ

レーサージャージはまだ日本では馴染みのないヨーロッパプロチーム「Ubbink Syntec Cycling Team」のレプリカ。日本人で白いレーサーウエア上下が似合う人はなかなかいない。カジュアルは一転、シンプルで爽やかなリゾートっぽい雰囲気を醸し出す組み合わせ。赤いスウェードのデッキシューズがポイント。

SCOTT CR-1 Limited

SCOTT CR-1 Limited

ヒルクライムの相棒は、超軽量のSCOTT CR-1 Limited。ショップの店長だけあってかなりマニアックな構成だ。まず目を引くのはゴールドの5ピンで彩られたストロングライトのカーボンクランク。そしてFRMのブレーキ、TISOのプーリー、KMCのチェーンなど軽量パーツがふんだんに使われている。ゴールドを各所に使いながらシックにまとまっているあたりにセンスが感じられるバイクだ。現在、FRMのハブとアンブロッシオ・クロノで超軽量ホイールを作成中なのだとか。杉山さんはこのSCOTTの他にコルナゴCT-1も所有し、主に練習やロングライドで活躍させる。

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