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全日本自転車ジャーナリスト選手権プレ大会が2006年12月2日、静岡県伊豆市・日本サイクルスポーツセンターの5kmサーキットで開催された。集まったのは自転車専門誌などで活躍する編集スタッフ、ライター、カメラマンなど。ライバル誌入り乱れての真剣勝負はロードバイクインプレッションなどを得意とするフリーライターの山本健一がトップフィニッシュして、「業界最速男」の称号を手中にした。

 普段は実にエラそうな記事を書いている自転車ジャーナリストたちだが、走らせたらホントに速いんだろうか? そんな思いから企画したのが「全日本自転車ジャーナリスト選手権プレ大会」だ。今回は東京都自転車競技連盟の協力を得て、自転車のレジャーパークとして知られる「日本サイクルスポーツセンター」でロードレースを行うことになった。

 ボクはかつてツアー・オブ・ジャパンの期間中に「ジャーナリストレース」なるものを企画し、大会報道に訪れた全国紙記者やテレビ局アナウンサーに参加してもらったことがある。今回もそんなノリで、専門各誌に呼びかけてみたらサイクルスポーツやバイシクルクラブ、小学館のビーパル、山と溪谷社や学習研究社などの自転車ムックで活躍する関係スタッフが集まってくれた。

 この大会を「全日本選手権」としたのはボクの周到な戦略で、将来的にはしかるべき連盟の承認を得て、日本一を争う正式な大会としたいという思いがあるからだ。その折りにはアンチドーピングコントロールも行って、ナショナルチャンピオンジャージも用意して、世界選手権への派遣枠も用意できれば…、なんて考えているのである。

 レースは午後3時、東京都車連のスタッフとの混走レースとしてスタート。心臓破りの坂が待ち構える5kmサーキットを3周するマジバトルがいよいよ始まった。

「1周目はみんなで行こうぜ」という紳士協定を結んで、序盤は和気あいあいと進む。しかる後、2周目に入って優勝候補の山本健一と安井行生が飛び出していった。山本はかつて実業団選手として走っていた経験があるが、それほどたいした成績は修めていない。安井はサイクルスタイルでみっちりと仕事することが決まっている若手で、バイクメッセンジャーで走り込んできた実績を持つ。

 この2人を追ってサイクルスポーツの武田慎と、掟破りの電動アシスト自転車に乗ったバイシクルクラブの山口博久がカウンターをしかける。しかしときすでに遅し。先頭の山本と安井は自転車レース用語でいう「ランデブー」を決めてゴールまで激走を続ける。

 当のボクはというと、こうした優勝争いはまったく視界に入れることなく、ツール・ド・フランスEXの大前仁とビーパルの山本修二という中堅オヤジ勢と力を合わせてゴールを目指す。自転車レース用語でいう「グルッペット」だ。

 最後は実力に勝る山本が安井をゴール勝負で制して優勝。業界最速男の称号を手に入れた(らしい)。本大会は07年に開催する予定。山本に勝てる自信のある自転車ジャーナリストがいたら「かかってきやがれ!」(ってボクが言ってどーする)。

(サイクルスタイル・山口和幸)

ムービーを見る

5kmサーキットを3周回するレースがスタート。
中央が大本命の山本健一。

サイスタ編集長の山口もトレックの最新ロードバイクで登場。結果は……。

ゴール後の記念撮影。いつもは報道する側が報道される立場に変わった。

優勝の山本。今季のインプレ車両は100台超。
違いが分かるオトコ?

写真提供=バイシクルクラブ

競技結果

静岡県伊豆市・日本サイクルスポーツセンター 5kmサーキット
2006/12/2 距離:15.0km

着順 ジャーナ
リスト
東京都 No. NOM/Prenom 選手名 所属 TIME +TOP km/h
1 1 22 SHIMIZU Tatsunori 清水 辰典 東京都自転車競技連盟 32/34 - 27.64
2 1 6 YAMAMOTO Kenichi 山本 健一 33/26 0:52 26.92
3 16 YASUI Yukio 安井 行生 サイクルスタイル・ドットネット 33/28 0:54 26.89
4 2 5 YAMAGUCHI Hirohisa 山口 博久 バイシクルクラブ 34/26 1:52 26.14
5 27 KUDO Norio 工藤 紀夫 オープン 34/38 2:04 25.99
6 3 8 SUMIKAWA Ryo 住川  亮 ビーパル 35/19 2:45 25.48
7 17 MIYAZUKA Hideya 宮塚 英也 オープン 35/56 3:22 25.05
8 18 HASHIKAWA Ken 橋川  健 オープン 37/13 4:39 24.18
9 2 19 MINAMI Kenichi 南  憲一 東京都自転車競技連盟 37/16 4:42 24.15
10 4 9 MORIYAMA Shinya 森山 伸也 ビーパル 37/25 4:51 24.05
11 5 11 TAKAHASHI Hideaki 高橋 秀明 バイシクルバイシクル 37/51 5:17 23.78
12 6 2 TAKEDA Shin 武田  慎 サイクルスポーツ 38/02 5:28 23.66
13 3 24 KOJIMA Hiroki 小島 裕樹 東京都自転車競技連盟 40/37 8:03 22.16
14 4 20 SAITO Koichiro 斉藤晃一郎 東京都自転車競技連盟 42/09 9:35 21.35
15 5 23 SAITO Kunio 斉藤 邦夫 東京都自転車競技連盟 43/41 11:07 20.60
16 7 15 YAMAGUCHI Kazuyuki 山口 和幸 サイクルスタイル・ドットネット 44/13 11:39 20.35
17 8 14 OMAE Hitoshi 大前  仁 ツール・ド・フランスEX 44/14 11:40 20.35
18 9 7 YAMAMOTO Shuji 山本 修二 おとなのたまり場ボンビバン 44/48 12:14 20.09
19 10 10 KURAMOTO Kensuke 倉本 健介 ビーパル 45/50 13:16 19.64
20 6 26 NAKAMURA Kenji 中村 賢二 東京都自転車競技連盟 46/26 13:52 19.38
21 11 13 HARA Yasuo 原  康夫 46/58 14:24 19.16
22 12 12 YAMAMOTO Hiroko 山本 博子 自転車人 34/51 -1lap 17.22
23 7 25 MATSUMOTO Rika 松本 里香 東京都自転車競技連盟 34/59 -1lap 17.15
- - - 21 OKA Hiroshi 岡   宏 東京都自転車競技連盟 DNF - -
- - - 1 YOSHIMOTO Tsukasa 吉本  司 サイクルスポーツ DNS - -
- - - 3 KURIYAMA Hisashi 栗山 尚久 サイクルスポーツ DNS - -
- - - 4 IMASAKA Junya 今坂 純也 バイシクルクラブ DNS - -

出走者:24名、棄権・失格者:1名

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