お寺の脇道は東京タワーまで一直線に伸びる

浄土宗の七大本山の一つで、上野の寛永寺と並ぶ徳川家の菩堤寺として知られるそうだ。うーん、よく分からないけど「南無阿弥陀仏」と唱えるお寺で一番エラいと覚えれば間違いないか。広大な芝公園に隣接し、だれでも入れる境内は開放感があるのでホッとひと息つける雰囲気。無休、拝観無料。
境内の見どころのひとつは、今回走った路地からも見える千躰子育て地蔵尊。安産と子供たちの健やかな成長が祈願できる。その近くには「芝縁=しえん」という甘味処があって、カジュアルなスタイルなら縁台でおやつを食べるのもいい。ランチ限定15食の「おばんざい定食」は700円。
おすすめのサイクリングコースは増上寺と東京プリンスホテルの間にある路地。真正面に東京タワーがそびえ、記念写真が撮りたくなってしまう。桜の季節はとても美しいだろうが、普段の静寂な雰囲気はないだろうな。ちなみに境内に自転車を持ち込まないのは当然のマナー。
東京都港区芝公園4-7-35
http://www.zojoji.or.jp

知る人ぞ知るヒルズ裏の穴場休憩スポット

港区内には3つの「さくら坂」がある。1つはアークヒルズの「桜坂」。2つ目はJR品川駅高輪口から高輪プリンスホテルに続く「さくら坂」。そして3つ目は何かと話題の尽きない六本木ヒルズレジデンスの裏手にある「六本木ヒルズさくら坂」。約400mの坂に沿いには75本のソメイヨシノが立ち並ぶこの坂は、お花見シーズンにはライトアップされ、他の2つのさくら坂に負けず劣らずの美しさを誇る。
六本木ヒルズといえばレジデンス沿いに立ち並ぶ高級ブティックと、森タワーとの間にある「六本木けやき坂」が有名だが、こちらは人出も多く、乗車での交通には少々難がある。スムーズな移動を望むならこのさくら坂がオススメ。また、さくら坂側には2つのオススメ休憩スポットが存在する。1つ目は坂沿いに併設されているという児童公園「さくら坂公園」。近所のちびっ子達が元気に遊ぶこの公園は、遊具も欧米風のオシャレなデザインで、見ているだけでも楽しい。そして、さくら坂に架かる橋に登れば、日当たりの良いテラスが出現。オシャレなカフェにベンチも整っているが、森タワーと離れた場所の為、知る人ぞ知る穴場スポットだ。どちらも表通りの喧騒が届かず、ホッと一息つける、サイクリングの合間の休憩に最適。
なお、六本木ヒルズには3つの来客用の無料駐輪場が設置されている。駐輪場を利用し六本木ヒルズ散策を楽しむのも良いだろう。
東京都港区六本木6-10-1
http://www.roppongihills.com/jp/index.html

周囲の緑と調和した新しいカタチの美術館

1月21日に開館したばかりの国立新美術館は、コレクションを持たず、国内最大級の展示スペース(14,000平方m)を生かした多彩な展覧会の開催、美術に関する情報や資料の収集・公開・提供、教育普及など、アートセンターとしての役割を果たす、新しいタイプの美術館だ。延べ14,000平方mの展示スペース(1,000平方mの展示室10室、2,000平方mの企画展示室2室)、アートライブラリー、講堂、研修室等を有するほか、レストラン、カフェ、ミュージアムショップ等の付属施設も充実。
なんといっても見所はこの外観。前面を覆うガラスカーテンウォールが、波のようにうねる美しい曲線を描く。このガラスは日射熱・紫外線をカットする省エネ設計という。このガラスカーテンウォール越しに、青山公園など周辺の緑地にとけこむように植栽された庭園の眺めを楽しむことができる。
正面ゲートから美術館に向かって右側には駐輪場も設置されており、サイクリングをしながらのアート散策も楽しめる。六本木界隈はこの新美術館を筆頭に、六本木ヒルズの森美術館などアート施設も多く、アートに触れるサイクリング、なんていうのも楽しそう。
東京都港区六本木7-22-2
http://www.nact.jp/index.html

都内有数の公園墓地はサイクリングにも最適な散策スポット

青山墓地の青山の地名は徳川家康・秀忠につかえた青山忠成の屋敷だったことに由来する。明治維新後の明治5年(1872)に公共団体の管理するもっとも古い墓地となったことが始まり。散歩気分で墓参りのできる現在の「公園墓地」として整備され、現在の形の青山霊園となったのは昭和初期のこと。
都心の一等地に約26ヘクタールという広大な敷地を持つ青山霊園は、園内中央を走る約1.7キロの桜並木が、都内有数の桜の名所としても知られる。その一方で、歴史に残る多くの著名人の墓所も多い。 霊園管理事務所では著名人の墓所が記された案内パンフレットを配布しているので、自然に触れながら、歴史探索も兼ねられる散策スポットだ。
オススメのサイクリングコースは青山通りから六本木方面に向かって伸びる石畳の約1.7キロの桜並木。青山通り方面から六本木方面に向けて霊園を縦断する道路は北側からスタートしても、南側からスタートしても、霊園を横断する国道413号線にぶつかる交差点までは一方通行の為、快適に走れるが、車の通行も多い上に歩道は幅が狭いので、車にも通行人にも十分な注意が必要。
東京都港区南青山2-32-2


今の自分をちょっぴり超えていきたいと思う人たちに、自転車をはじめとしたさまざまな観点からサポートしてくれる不思議スペース、Life Creation Space OVEを訪問。ヘルシーご飯をいただくだけでなく、かなり気楽にくつろいじゃった。
青山通りから少し奥まったところにあるOVEは、ゆったりとしたスペースに街乗りのための自転車がズラリと展示されているのが特徴。とある自転車パーツメーカーが日本なりの「自転車文化」を創造するために提案するショールームなのだが、健康志向のご飯や飲み物が用意されているのだから、難しいことはいわずにランチタイムとして利用するのも賢い。
スペース内ではプライベートなアイウエア、ハンドメードのシューズやバッグなど、毎日の生活が楽しくなるようなアイテムもオーダーすることができる。ここを拠点とした週末のサイクリングツアーも用意され、参加者が汗を流せるシャワールームや、リラクゼーションスペースもある。
正直言ってこれまでにない存在なので、ここでなにができるのかをすぐに理解するのは難しいかも知れない。きっとここは人それぞれのライフスタイルをオーダーするためのショップなのだろう。スタッフの佐々木さんや三好さんが親切にナビゲートしてくれるので、一度訪ねてみては。

自分だけのメガネはその制作過程を楽しみながら気長につくりあげていきたい。

シマノの自動変速機搭載の自転車が…。都市型バイクはここまで進化している。

自転車に装備できるバッグは写真の市販品以外に完全オーダーも受け付けてくれる。

豆腐のピリ辛丼は1000円。ケーキやコーヒー、ビールやワインもあるよ。
東京都港区南青山3-4-8トレディカーサ1F
http://www.ove-web.com
プロフィール

永田隼也(ながたじゅんや)
高校2年の全日本選手権でダウンヒル・ジュニア部門の日本チャンピオンに。世界選手権にも派遣されたハヤブサ・ダウンヒラー。06シーズンはプロトタイプのホンダ製ダウヒルバイクとともにワールドカップを転戦。07年4月からは大学生となり、エリートクラスで国内レースを転戦する。

高橋ゆみ(たかはしゆみ)
5人編成のサイスタガールとして06年のサイクルモードで自転車界デビュー。身長170cmとスレンダーなゆみちゃんは、06年のフォーミュラ・ニッポンにもレースクイーンとして登場し、キュートな笑顔で人気を独占した。趣味はソフトボールやバスケットボール、そしてもちろん自転車も!

定塚斉子(じょうづかせいこ)
サイスタガールの元気娘。撮影当日は雪が舞いそうなくらいの冷え込みにもかかわらず、ロングスリーブTシャツひとつで頑張ってくれた。特技はお菓子作りと変な顔。折りたたみ自転車でお買い物や散歩を楽しみたいという。一番乗りたいのは「MINI」だって。(それ、クルマだろーが!)
- ずっとつきあっていける1台のために
- 東京の真ん中を自転車で散歩してみよう
- 週末は自転車でフィットネスしなくちゃ
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