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2007 NEW MODEL満載 BIKE HELMET 自転車と共に進化するヘルメットを特集!

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「The Only One In The World」のヘルメットを作る方法

人とは違うバイクに乗りたい!そう思っている人は多いはず。しかしパーツやフレームに性能と価格のバランスを追求すると画一化してしまうのもまた事実。そこで今回サイクルスタイル編集部は、自転車界ではあまりなじみのなかった「カスタムペイント」に注目した。しかし、美しいフレームの塗装をベリベリ剥がしてペイントし直す勇気とお金のある人は少ないだろう。かといってオリジナルジャージは珍しくないし…と、今回ペイントを施すアイテムとして選んだのは「ヘルメット」。

レースのみならず、普段のライディングにも欠かせないヘルメット。しかしその見た目はというと単色や単純なカラーが多く、せっかく頭に合うヘルメットを見つけてもバイクやチームウェアに似合うデザインがない…なんて悩んだ経験を持つ方も多いだろう。表面積が大きくかなり目立つアイテムなのでなおさらだ。そこで自分好みのデザインにペイントすればもっとカッコよく、もっと楽しくスタイリッシュにバイシクルライフを楽しめるのではないか?と思ったわけだ。
「カスタムペイント」と聞くとなぜかアメリカンでド派手でメッキでガイコツ君が描かれていたりセクシーギャルが魅惑の微笑みを浮かべていたり…というイメージをしがちだが、自分好みのシックなダークグレーに仕立ててネームやチーム名、座右の銘や好きな言葉をさりげなく入れる、なんてのももちろんアリ。モータースポーツの世界では多くのドライバーやライダーが行うオリジナルペイント。自転車レースシーンもシーズンインしたことだし、今季から世界で一つだけのペイントを纏ったヘルメットで参加してみては?注目を集めること間違いなしだ。タイムが数秒縮まるくらいのメンタルドーピングにもなるかもしれない。

(01) どんなデザインにしたいのか?まずはショップとじっくり相談…

今回オリジナルペイントのベースとして選んだヘルメットは、MET社のイポグリフォ。優れたデザインとコストパフォーマンス、高機能でベストセラーになったモデルだ。なぜコレを選んだかというと、優れたベンチレーション性を持ちながらシェル表面積が比較的大きく、デザインの幅が広くとれると考えたから。

さて、ペイントをすることにしたものの、自分でデザインや色合わせを考えられるようなセンスは残念ながら持ち合わせていない。今回ペイントをお願いしたペイントショップ「ラディカル ブラッツ デザインズ」代表の宇谷さんに相談すると、「好きな色やイメージだけお伝えいただければデザインはこちらで作成しますよ」とのこと。頼もしい!(デザイン作成料は別途必要 ¥5,000〜) じっくりと2時間ほどかけてデザインを決定。

決定したデザインコンセプトは…
  1. どんなカラーの自転車やウエアにも合うようにモノトーンを基調に
  2. スピード感と迫力があり、レース会場でも映えるファイヤーパターンで
  3. できるだけ引き締まって見えるカラー&デザイン

ベースとなったMET社のイポグリフォ。
高機能と低価格、優れたルックスを両立させた人気モデルだ。
価格:11,760(税込)/カラー:3パターン
お問い合わせ:インターマックス

カラーカードを見ながら、完成イメージを想像しつつ検討。「これをお見せするとみなさん悩まれるんですよ」と宇谷さん。でもこの時間が一番楽しい!

(02) どんなデザインにしたいのか?まずはショップとじっくり相談…

デザインが決定したら、いよいよ塗装。自転車用ヘルメットの構造上、かなり細かくマスキングする必要があり、
一色塗装する毎に、クリアーコート、乾燥、研ぎ、マスキング替えの作業が繰り返される。

既存のステッカーなどをはがし、マスキング

緩衝材(発泡スチロール)は塗料のシンナーに侵されるので、丁寧にマスキングする。細部はデザインナイフでカットして、シェルと発砲スチロールとの境目をピッタリとマスキング。

サンディング(研ぎ)

塗料の喰い付き(密着性)を良くする為に、サンドペーパーで塗装面全体を研ぎ、表面を荒らす。研ぎ終わったら、よく脱脂してもう一度マスキングしなおし。

研いだ粉などがマスキングテープに付着していたり、ペーパーが当たってマスキングが傷んだりしているため。

いよいよ塗装

まずはベースカラー。メタリック等、3〜4色を配合して色を作り、塗装面を洗浄、脱脂していよいよ着色。特にメタリックは泳ぎやすい(動きやすく溜りやすい)ので、一気にベターッと塗るのではなく、数回に分け、ムラなく着色していく。少し時間をおいて塗膜表面が落ち着いたら、保護の為ウレタンクリアーを吹く。

乾燥後、表面を水研ぎ

乾燥、硬化させた後、再びサンドペーパーで水研ぎ。エッヂの多い形状なので、下地が出ない様に注意!十分に乾燥させた後、ベンチレーションホールのマスキングを張替え、ファイヤーパターンのマスキングに入る。全体のバランスを見ながらファイヤーパターンを決めていく。

ファイヤーパターンを描く

ベースカラーより明るく、粒が大きいメタリックシルバーを、エアーブラシで細かく吹き付けていく。匠の技とセンスが光る! 乾燥後、マスキングを剥がし、表面を水研ぎ→乾燥→クリアー捨て吹き→乾燥→研ぎ→乾燥、という気の遠くなるような作業が繰り返される。

いよいよ仕上げ!

表面をよく脱脂洗浄して、いよいよトップコートクリアー(仕上げ)。ラディカル ブラッツ デザインズでは紫外線に強く耐久性の高いPPGデルトロンという2液式のクリアー塗料を使用している。通常よりも厚めに吹き付けるのでタレない様に注意!その後ゆっくり乾燥硬化させ、マスキングを剥がして完成!

(03) 完成!シックなカラー、アグレッシブなデザイン!

とうとう完成したオリジナルペイントヘルメット。
派手すぎないシックなカラーでアグレッシブなファイヤーパターン。クールさの中にアツい何かを感じさせるイメージ通りのデザインでオーダーした本人は大満足!仕上がりは「素晴らしい!」の一言で、ショーケースの中に飾りたいくらいの出来栄えだ。これは練習で使うにはもったいないかも…レースやイベントに持って行けば目立つこと間違いなし!

シェルと緩衝材の境目には一分のスキもない。熟練した職人のなせる技だ。一番苦労した箇所は、やはりマスキングだという

色の明るさとともに、メタリックの粒の大きさを変えてファイヤーパターンのラインを際立たせている

綺麗な弧を描くライン、美しい表面の仕上がり。ここまでくるには気の遠くなるような複雑な工程が繰り返されているのだ。まさに世界に一つだけの逸品!

RADICAL BRATS DESIGNS(ラディカル・ブラッツ・デザインズ)とは

今回ペイントをお願いしたのは目黒にある「ラディカル ブラッツ デザインズ」。
様々なニーズに合わせたオリジナルデザインやカスタムペイントを提供してくれる。「The Only One In The World!(世界でたった一つだけ)」のオリジナルペイントアイテム作成の強い味方になってくれるショップだ。
〒152-0013 東京都目黒区南2-13-6
Tel&FAX:03-3718-2610
http://www.radical-brats.com/

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