選び方から安全でカッコいいフィッティングのし方まで全て紹介!
さあ、ヘルメットの必要性は理解していただけただろうか?
「でもどれを選んでいいのか分からない!」というアナタへ。
ここでは最初に買うべきヘルメットの選び方から、最新モデルをスマートに使いこなすためのノウハウを紹介する。
頭のカタチは十人十色。気持ちよくかぶるには自分のアタマにフィットしていることが一番だ。
ポイントは「頭の上部に隙間が出来ない・頭の周囲にフィットする」こと。もちろん好みに合うデザインであることも重要!また、フリーサイズ(ワンサイズ)のモデルとS・M・Lなどサイズ展開があるモデルがあり、片手で簡単で調整できるフィッティングシステムを採用したモデルやパッドの厚みを調整しフィットさせることができるモデルなど、それぞれの調整機構を理解することも重要なポイントとなってくる。
ヘルメットには1万円弱のモノから3万円以上のモノと価格帯が広い。その値段の差はどこに表れているのか?
まず性能。やはり高いモノは軽く、通気性に優れ、作りが良い。さらに複雑なフィッティングシステムを採用しており装着感にも優れる。また、良い素材を使いコンパクトに仕上げられていることが多く、高いデザイン性を持っている。
せっかくのヘルメットも、正しくかぶらなければ安全性はもちろん、カッコよさまで半減してしまう。
しかし意外と間違ったかぶりかたをしている人は多い。
位置、あごヒモの調整の仕方など、正しいかぶり方をマスターしよう。
1. かぶり方
さすがに前後逆にかぶっている人はいないだろうが、間違ったかぶり方をしているライダーは意外と多い。
万が一の事故から守ってくれるヘルメットだが、正しいかぶり方をしないとその効果が薄れてしまう。何より、カッコワルイ。

ヘルメットの前端が眉毛の上あたりにあるのが正しい位置。この位置に合わせてあごヒモを調整する

ビギナーの方によく見られる誤ったかぶり方。オデコが出てしまっており、転倒の際に前頭葉(おでこの部分)や顔面が守られない。
2. あごヒモの調整
正しいかぶり方をしても、あごヒモを締めていなかったり、正しい締め方ができていなかったりすると、転倒した際に脱げてしまう可能性が大きい。

あごヒモの三角形の部分に耳がすっぽりと入るように調整する

ユルすぎてもキツすぎてもダメ。指が1〜2本入るくらいのキツさがちょうどいい

ヘルメットは事故が起きたときに初めて効果を発揮するもの(運転者へのアピールにはなるが)。いわばパッシブセーフティー(事故が起きた時に被害を抑えるという受動的な安全性)なのだ。
ヘルメットと同じくらいに大切なのは、アクティブセーフティー(事故を未然に防ぐという能動的な安全性)。乗り手側の努力で事故を防げるのならそれに越したことはない。運転マナー向上はもちろん、タイヤの管理・ブレーキ調整などの自転車整備で防げる事故は多いだろう。
ヘルメットは本来の目的を発揮させないのが一番だ。だからといってヘルメットの重要性が下がるわけではないのは、ここまで読んでいただいた読者ならもうお分かりだろう。
ヨーロッパの自転車先進各国では、ヘルメットをかぶらずに自転車で走っていると、すれ違う他人から「ヘルメットかぶれ!」と大声で注意されるそうだ。この日本でも、そのレベルまで意識が向上して初めて自転車の地位が確立されるのかもしれない。
ではみなさん、安全で楽しいサイクルライフを!


