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大会プレ情報 TOJ広報ニュース  2008年4月1日発行
北京五輪代表を巡る日本勢の真剣勝負は必見
昨年から美濃ステージも加わり、7区間となった

昨年の第11回ツアー・オブ・ジャパンでは新たに美濃ステージが加わった。今回は特に新しいコースが加わることなく、基本的に昨年と同じコースでレースが行われる。しかし変化がないからこそ、どの選手も公平な立場で戦い合える。北京オリンピックの男子ロード日本代表枠は2人。わずかではあるが今年の大会は代表選手選考に関わってくる。
 初日の堺ステージと最終日の東京ステージは平坦コースで逃げを決めにくい。そのため勝負はほとんどゴールスプリントになる。瞬発力のあるスプリンターにとって有利なコースだ。奈良、南信州、伊豆は登りや急カーブが多く、山岳に強い選手が逃げを決めることが多い。
 富士ステージの個人タイムトライアルは、距離11.4kmにして高低差1200mを一気に駆け上がる激坂。そのため、登りを得意とする選手が総合時間で大きな差をつけることが予想される。富士ステージでのタイム差が栄冠の象徴であるグリーンジャージの行方を左右することに代わりはない。
 美濃ステージは21.3kmとステージ最長で、登りと平坦の両方を備えるコース。昨年初めて行われたレースでは思った以上に激しいレースでアタック合戦が展開し、盛り上がりのあるエキサイティングなレースとなった。
 北京五輪の代表選考に関わるレースだけに、UCIポイントの獲得をねらって日本選手の多くがステージ優勝をねらってくる。各チームがどのような戦略でレースに挑んでいくのか。各ステージでクライマー、スプリンターが勝負をかけてくることが予想される。
 日本選手全体の力は上がってきている。前回の五輪イヤーである04年には福島晋一が総合優勝している。そのせいか、今年は日本勢の実力が飛躍的にのびている。海外選手とともに日本選手たちが繰り広げる白熱したレース展開。沿道の観客が盛り上がるのは確実だ。

今中大介コメンテーターが見どころを分析!
今年も各ステージで解説役をこなす今中大介
 イタリアの強豪チーム、アクアエサポーネが参戦した昨年はフランチェスコ・マシャレッリが総合優勝を達成した。しかし、大阪ステージでは宮澤崇史、東京ステージでは新城幸也がステージ優勝を遂げている。また、福島康司も南信州ステージで山岳王になるなど日本人選手が活躍したのは事実。
 特に宮澤と新城はコンビネーションプレーがうまく、コースを熟知しているメリットを生かせば総合優勝も期待できる。昨年同様にスキル・シマノも海外チームとして参戦するので、世界で活躍、昨年8位の狩野智也、Jツアー優勝の鈴木真理に期待したい。また、ツール・ド・北海道での優勝経験を持つ愛三工業の西谷泰治も注目できる。
 今大会で日本選手のレベルがどれだけ向上してきたかを確かめたい。日本人選手が北京五輪で海外のトップレーサーを相手にどれだけ戦うことができるのかが予想できるからだ。(今中大介=オフィシャルコメンテーター)
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フランス人女性のチーフコミッセール初来日
日本初来日のレイユさん(右から3人目)
 第12回ツアー・オブ・ジャパンには、アジア初のチーフコミッセールとしてフランスのクリスタル・レイユさん(33)が初来日する。2000年11月にUCI国際コミッセール資格を取得し、それ以来、1シーズンで20日間ほど国際コミッセールとして大会に駆けつける。自転車の本場フランス自転車連盟における競技規則委員や規則改定作業の責任者も務めるアクティブな女性だ。
 クリステルさんはツアー・オブ・ジャパンのようなステージレースを年に1回は務めている。一番大きな大会はスペインのブエルタ・ア・エスパーニャ。しかし日本に来るのも、日本の大会でコミッセールを務めるのも今回が初めてだ。
「ツアー・オブ・ジャパンで最も見てもらいたいのは、各チームがエースを勝たせるために、作戦を立て、ありとあらゆることをする。そんなチームの動きです。また、選手集団と競技車両が一体となって移動しますが、その迫力も感じてもらえたらと思います」とレイユさん。
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