23日間かけてフランスを一周し、その所要時間が一番少なかった選手が優勝者となる自転車のロードレース。ツールというフランス語は「一周する」という意味があり、直訳すると「フランス一周」となる。
1903年にスポーツ新聞の「ロト」が新聞拡販キャンペーンとして始めた。その後「ロト」は「レキップ」と名前を変え、大会の運営会社を設立。ツール・ド・フランス株式会社という名称を経て、現在はASO(アモリー・スポルト・オルガニザシオン)が実際の主催団体となっている。

■マイヨジョーヌ
所要時間の合計で争う個人総合成績の1位選手が着用する、最も価値のあるもの。マイヨはジャージ、ジョーヌは黄色という意味。

■マイヨベール
ステージの着順などに応じて与えられる得点で争う賞で、スプリント力を備える選手たちがねらう。ベールは緑色という意味。

■マイヨブラン・アポワルージュ
峠の頂上に設定された山岳ポイントの通過順与えられる得点の合計で争われる。上り坂を得意とする選手のための賞。

■マイヨブラン
1983年1月1日以降に生まれた選手を対象として、その中で最も所要時間が少ない選手に与えられる純白のジャージ。
07年の総合優勝者であるスペインのコンタドールは、主催者側から所属チームであるアスタナごと締め出されてしまったため、今年の大会で2連覇する道は閉ざされている。総合優勝の筆頭として浮上してきたのがエバンスだ。昨年はコンタドールに23秒差で2位に入っている。05年のツールでは総合8位、06年は総合5位と、そのデータは歴代チャンピオンが持つものと同じだ。
また今年は山岳スペシャリストが有利なコース設定だ。昨年までは個人タイムトライアルの合計がおよそ110kmあったが、今年は80km。そのことにより、上りに強く、タイムトライアルに弱い選手にとって有利なコースになっていると言える。
上りが強い注目選手と言えばCSCのサストレだ。小国ルクセンブルクから突如現れた細身で長身のオールラウンダー、フランク・シュレックはアシスト役だが、サストレの年齢を考えたら、展開次第ではエースに昇格する可能性もある。
06年の新人王クネゴも優勝候補の一角。昨年は地元イタリアのジロ・デ・イタリアに集中するために欠場したが、今季はそれをパスして、ツールに照準を合わせている。バルベルデは不運な落車などによる故障でツールでは成績を残せていないが、その実力はトップレベル。チームメートのペレイロは06年に1位選手のドーピングで大会終了後に繰り上がり優勝となった。今大会唯一の優勝経験者。
総距離:約3,500km ★は注目度
●ツール・ド・フランス公式サイト
大会公式サイト。フランス語、英語など4カ国語。
http://www.letour.fr/
●エタップ・デュ・ツール
片山右京対プロストのバトルが展開する一般レース。
http://www.letapedutour.com/index.htm
●Jスポーツ
全日程を生中継する日本のCS放送のホームページ。
http://www.jsports.co.jp/
●砂田弓弦
レースをオートバイで追う日本人カメラマンのサイト。
http://www.yuzurusunada.com/
●マス・シクリスモ
マニアックな情報が満載の自転車ロード専門サイト。
http://masciclismo.web.infoseek.co.jp/
●サイクリングニュース
英語で読める自転車情報サイト。
http://www.cyclingnews.com/
●レキップ
主催グループの新聞社サイト。フランス語版。
http://www.lequipe.fr/Cyclisme/index.html
●ユーロスポーツ
欧州スポーツを中心に報道するスポーツチャンネル。
http://www.eurosport.fr/cyclisme/
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